亀田と新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2007101302056061.html

だが、ちょっと気掛かりなのは、正義役を振られた内藤王者が「“国民”の期待に応えられました」と、コメントしてみせたこと。ヒールを立てて熱狂しやすいこの国で、小泉煽動(せんどう)政治の怖さを体験したばかりだから、なおのことだ

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1042517.html
亀田家の反則助言疑惑について新聞紙上でもネット上でも盛り上がってます。従来はこういう一方にヒール役を配置し、“善対悪”の構図を人工的に創り出す手法はプロレスが一手に引き受けていたように思いますが、最近は相撲やボクシングでも露骨に必要なのでしょうか。確かに、TBSを中心にこれだけしつこくとりあげたからこそ、ボクシングに興味のない私も見るに至ったわけで、その意味で演出は効を奏したものといえます。
ところで、スポーツ紙(彼らは仕掛ける側ともいえますし)ならともかく、たとえば東京新聞の素人記者がこれに不用意に言及して叩かれているのをみると、小泉ブームの時のように、簡単に釣られていいのかなと心配になります。もっともそうでもしないと、読者をひき付けることができなくなっているのかもしれませんが。