一人ひとりの戦場

前回も少し触れましたが、最近、私の関連することでも、中国や韓国の人との仕事が増えてきました。先方のそれなりの人は英語ができるので、私が同じくらいできればかなりの意思疎通ができるのですが、私はまだまだ通訳を頼ってしまいます。ただ、言葉の壁さえなければ、私の分野においてはかなり渡り合える自信もあるので、今は英語に力を入れ始めているところです。人間、必要に迫られてやっとがんばるのだと改めて思う今日この頃です。

でも、私のような立場にいる人間は、闘う義務があるとさえ最近感じます。市井の人間にそういう気にさせるほど、政府レベルだけでなく民間セクターにおいても、個々の闘いで日本は圧されている実感があります。三顧の礼で迎えてくれる会社があれば言うことはないですが、たとえそういう場に迎えてもらえなくても、個人個人ががんばっていかざるを得ないのではないでしょうか。その積み重ねが、国家を一流に回帰させることにつながると思います。