仏下院、著作権コンテンツのPtoPダウンロードを合法化する法案を可決

http://www.japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20093560,00.htm?tag=blogger.cr

フランスが、インターネットからダウンロードした著作権コンテンツの個人利用を広く認める法律を、世界で初めて制定する可能性がある。
エンターテインメント業界は著作権侵害に対する法的制裁措置を求めてきたが、フランス下院は米国時間12月21日、こうした動きを阻止する修正案を30対28で可決し、業界の取り組みに水を差した。

商標権者の保護にはやっきになるフランスも、USが優位なドメインでは利用者側の立場に立つということでしょうか。これぞ政治。逆にすがすがしい。それにしても、

もっとも、Association of Audionautsは著作権所有者には何の補償もないとしているわけではなく、このたびの修正案に、インターネットサービスプロバイダーISP)から著作権使用料を徴収するための条項を追加する取り組みに参加しているという。ISPは、一定量のダウンロード/アップロードを行うユーザーから2〜5ユーロ程度の月額料を徴収して、こうした使用料の支払いに充てると考えられる。

帯域を食うコンテンツは音楽だけではありません。何をダウンロードしているかわからない(検閲しないと信じて・・)中でやるとすると、音楽をダウンロードしてない人からも等しく利用料を徴収することになるのですから、「画期的な方法」とは手放しで評価できないでしょう。また、著作権者たちにどのように公平に配分するのでしょう。。。続報を待たないと評価できないですね。