ネットの普及で複雑化する「グレイマーケット」対策

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この記事は、これまで既存の流通網や物理的な制約に守られていた人の断末魔のようである。輸入レコードを巡る問題で、内外価格差を悪とした消費者軽視の政策が日本の著作権法改正で達せられたが、知的財産権保護議論の中で進められるこの短絡的な改正については消費者利益との兼ね合いで疑問も多くていせられている。既得権益者にとって「不正」であっても、それが新しい産業を興したり、消費者の利益になることも多い。その点を無視して、安易にアメリカの真似をして短絡的な「保護」政策に向かうのは、果たして日本の未来のために良いか、僕は疑問を払拭できないでいる。