カオスの維持のために

ホリエモンのおかげ?で、IT企業が社会的に有名になった今、IT企業への圧力は益々高まってきています。いわゆる「社会の公器として」のあり方を問う動きが活発なのです。それらはほとんど例外なく感情的であり、非論理的なものです(一見すると論理的だが突き詰めると非論理的なものも多い)。確かにネットは社会秩序というものを破壊しました。でも、破壊からしか生まれないもの、破壊されないと考えないことが多いのも事実。まだしばらくカオスが続かないと新しい次元でのコスモスは生むまれない、その為にはカオスを守るためにみんなでやらないといけないことはあるでしょう。IT企業も自らの費用と責任において戦わないといけないし、社会がその活動を影に日向に助けないといけないと思います。そういう意味で、ホリエモン騒動は惜しかった。商法の啓発だけが遺産にならないように、その残り香があるうちに、ネットユーザーを中心に話を発展させていきたいものです。