インターネットは道具*

インターネットが手段ではなく目的になっているところがあるのではないだろうか。インターネットに無限の可能性をみるとき、それを目的として捉えていると限界は案外早めに来てしまうのかもしれない。たとえば、英語の能力を語るとき、「しゃべることができても日本のことをよく知っておかないと日本は語れない、教養こそ大事だ」と言われる。まあ、PCを買うおじいさんに「何に使うの?」と問う時の構成と一緒だ。ただインターネットはそれそのものでもそれなりのものを含んでいるからそのことに気づき難い。常に意識的に一歩離れて見つめる(関わる)ことが大事だ。