新聞没落−週刊ダイヤモンド

http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20070920/1190218236#tb
「テレビ・新聞・雑誌が言論界を引っ張って、広告収入を独占して、最高水準の給与をもらい、栄華を極める」という図式は壊れるでしょうが、それはネベツネの死によって一気に表に出てくるような気がします。戦後のメディアによる政財界の支配の象徴である彼が死ねば、この流れは加速度的に進んでいくでしょう。
その後、新聞もテレビも、制作会社としての使命は担い続けるだろうし、その限りにおいて社会的な存在意義を保つと思います。よく言われる「ニートネットカフェ難民、下層社会を、高収入のエリート社員が本当に親身になって描けるのか」という皮肉は、これにより少しは是正されるのかもしれません。

新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)

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