Googleの限界は「人の手」で破る――国産の新検索「想」

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/08/news115.html
この開発趣旨が皮肉にも日本がGoogleに勝てないことをあらわしていますね。
いわゆる「正しい情報」をほしがっている人がマジョリティーだと思っているからです。「学芸員」の思い入れに応えることを優先することに何の意味があるのか全く理解できません。そういう規律を重んじる人、守旧派の声を重んじご丁寧にお付き合いしているから、いつまでたっても勝てないのですよ。

トップページには学芸員が分類した展示物リストが並ぶ。リスト上の各展示物は「文化遺産オンライン」の展示物ページにリンクしており、クリックすれば、興味を持った展示物に関連する展示物を、機械検索によって幅広く探せる。「これは学芸員に評判が良かった」

 学芸員の分類と、ロボット検索の分類。この2つを融合することで、新しい検索の世界が開けるはずと高野教授は語る。学芸員などプロが人力で作った“ホワイトリスト”をカタログ化した上で、機械検索を使ってさらに世界を広げる――こんな検索が、「Googleの次」に必要とされるという。

時代についていけなくなったお偉いさんに税金をつぎ込んで開発させるのは恥さらしな結果につながりますし、何よりも税金の無駄遣いですから、やめてほしいものです。