ネットが育む「書く技術」

既にどこかの本で語られていることかもしれないが、こういったブログで発信していて思うのは、「書く力」の重要性だ。私のブログ程度のつたない話でさえ、文脈に矛盾がないか、何から初めてどういう風に結論付けるかなどを(傍目からは感じれないかもしれないが)私としては常に考えている。また若年層もメールを頻繁に使うようになった関係から「書く」場も増えたし、それに応じて「どう伝えるか」ということを日常作業の中で考える機会がとみに増えていると予想される。

ネット環境下で自然発生する「自分の言いたいことを的確に伝えたいという強い欲求」が、日本の国語力の向上に長い目でみて寄与するのではないだろうか。