日本の東アジア外交

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000270-kyodo-int
プサンのAPECに関連して、小泉さんの外交政策がいっせいに批判を浴びています。どのマスコミも概ね対米偏重外交やこの時期の靖国参拝を批判しています。いわく、「アジアで孤立する」「ジャパンバッシングでなくてパッシングを加速させる」など。また、同時に普天間を中心とした基地移転論議も盛んです。

私の立場は、9条改正による自衛隊の名実ともの合法化、日米安保堅持、北朝鮮非核化優先です。

しばらくは対東アジア外交は経済偏重で民間に任せ、その勢力を中東、インドへ向け、総裁任期が切れ政権が交代する頃におもむろに回復に着手すればよいと思います。国内で小泉さんを批判する報道をすればするほど、中韓はデモンストレーションとして、外務大臣会談をボイコットしたり、首脳の訪日をキャンセルしたりし続けるでしょう。

私の認識では、今ぐらいの政治的緊張が経済に影響する部分は(ないとはいわないまでも)極めて限定的ですんでいるのですから、ほっとけばいいと思います。中韓の経済にとって日本はどだい切っても切り離せない存在なのですから。それより中東です。