「ネットワーク利用犯罪」が大半

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0502/28/news092.html
ネット上で多い犯罪というのは、ネットだけで完結するものはほとんどなく、従来からあった犯罪を犯す一過程にネットがツールとして使われる場合が多い。確かにネットがなければ、それらの被害はおきなかったかもしれない。でも、ネットがなかったら犯罪は全体数として純粋に減っただろうか?私はそうは思わない。
ネットが関係する犯罪の多くは知能犯、つまり詐欺などに代表されるお金が絡む案件がほとんどであろうが、「お金がほしい」という欲望は、ネットがあろうがなかろうが、古今東西永遠に人間本来のものとして存在するのである。その対抗策は、より犯罪者を減らそうとする(森"イット"前首相がいうところの?)教育と刑罰でしかなく、ネットへの直接批判ではないはずだと思う。「間に介在しているものを押さえれば効率的」と短絡的に考える人が多いのが残念だ。